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清岳荘から15分は林道歩きです。
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最初は普通の登山道。こんな道は全体の3分の1ぐらいです。
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最初の渡渉(としょう:沢を渡ること)。こんな渡渉が上二股まで数十か所も続きます。濡れている岩の上はとても滑るので注意!
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渡渉するおおよその場所に、きよさと観光協会の印が押してあるピンクテープが付いていますが、水量や土砂崩れなどで渡渉点が変わるので、 自身で渡渉点を慎重に判断して渡ってください。
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7月の水の多い時期の渡渉でこのぐらいの水量。スパッツは必携。急に増水することは少ない山だけど、大雨や濁り水の時に登るのは危険。でもシーズン中の登れない日は数日です。
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上二股の少し上まで渡渉したり沢の横を歩いたりの沢登りです(でも斜面はだんだん急になる!)
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渡渉といっても石や岩の上を歩き、水になるべく入らないで登ることもできますが、ぴょんぴょん行くとたいてい転んで怪我をします。沢登りが怖いな、と感じた方は下二股までで下山を。下二股より上の旧道はかなりの急斜面になるので下山するのは困難です。
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注意!登山道上には頭の高さにある木がたくさん。必ず上見て下見てきょろきょろしながら歩きましょう。前方上を見るためツバつきの帽子は後ろ向きかオチョコにしてかぶったほうがいい。
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雪の多い年は7月上旬までとても危険なスノーブリッジがあちこちに残ります。細心の注意と勇気ある撤退を。ただ7月になれば雪渓が続くことはないのでアイゼンは使わないことがほとんどです。
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短い距離だけど沢の横の斜面をトラバースすることもあり。斜面をよ〜く見て足がかりを見つけて腰が引けないように。
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急斜面にはロープ場もありますが、いつ切れたり外れたりしてもいいように全体重をかけないように。鎖場はもう撤去しました。
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ナメ滝の急斜面の登攀(とうはん:よじ登ること)が続きます。岩は鉄分により赤くなっているところが多いですが、コケが付き滑るところも多くあります。極めて慎重に!
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見晴らしの滝の一枚岩。近年は下部の地盤の崩落により左側(山側)から登るようになっています。
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斜里岳では携帯トイレの使用をお願いしております。使用のためのテントブースは上二股にあります。
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爽快な霊華の滝の登り 通常こんなには混みません。
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上二股をすぎると沢も終わって胸突き八丁。きついっす。
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ちょっとガレている馬の背。一番風の強いところ。突風注意!
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馬の背より山頂(右側)を望む。ここまでくればハイマツ帯のため頭もぶつけません。遠く見えるけどあと20分ぐらいで山頂
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山頂少し下の斜里岳神社。よくこんな重いもの運んだものです。お賽銭よろしく頼みます。
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馬の背より上は特に高山植物が多い
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国後島、羅臼岳、阿寒の山々、遠くに大雪山、すぐ下にオホーツク海。最高の眺めの山頂
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真夏でも5℃ぐらいになることもあります。暑いときは25℃ぐらい。天候により気温差大。
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復路、また馬の背をくだる。ガレ場の下りは転倒注意。手袋とストックは転ばぬ先の杖。でもストックにキャップは付けてくださいね。
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こんな看板が要所にあります。雪がなければ迷う心配は比較的少ないでしょう。帰路に上二股で旧道(沢コース)に入らないように。沢を下るのはホント、おっかないです。
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復路の尾根歩き。爽快。でも5〜10分ぐらいの登り返しが3ヶ所ほどあり、ここで体力が尽きる人あり。帰路は長いので登りの所用時間より大幅に短縮することはできません。時間に余裕をみてゆっくり楽しみましょう。
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熊見峠まで来るともう登りはありませんが下りはけっこう長いです。
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段差の大きかった熊見峠~下二股間は登山道修復が徐々に進み下りやすくなりました。
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滝の音が聞こえるのになかなか下二股につきません。疲れているので転倒注意!
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雪解け時と雨の後は下二股に付くまでにこんな感じに。ドロドロ・・
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下二股からは往路と同じコース。ここの渡渉で再び足はきれいになります・・靴の中びしょぬれの人もあり・・宿に着いたら新聞紙を詰め込んで少しでも乾燥させましょう
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登山口清岳荘着。他にはないこの山独自の登る楽しさと風景で「最高に面白かった!!」という人が9割、「怖かった・・」という方が1割ぐらいです。